【IT】プログラミングスキルの数値化が進みそう

IT・プログラマ
いわゆるPG(プログラマ)やSE(システムエンジニア)のスキルについてのお話です。
今後、プログラマのスキルは測定可能な数値として扱われていくのではないだろうかと思うのです。

プログラマーのスキルの測られ方

プログラマーは面接に行くと、いわゆるスキルシートなる紙で技術力を測られます。
Web系でJavaのプロジェクトを5年やってましたとか、
組込み系でC言語を10年以上使ってきましたとか、何とかかんとか。
要するに、[言語の使用年数 ≒ 言語の習熟度]という前提で判断されることが多い。
Java10年やってきた人は5年の人より出来るだろうと。まあ当然ですよね。
特に、面接官が技術者ではなく営業の場合などはその傾向が強い。
その結果何が起きるかというと、
経験年数が長いだけの無能プログラマが、経験年数は短いものの良く出来るプログラマより、
技術力が高いと判断されることがしばしばあります。
技術力とかいうあいまいな言葉も個人的に好きではありませんが、
ここではより多くの問題をより短時間で解決する能力とでもしておきましょう。
ここで別に、自分が経験年数の割に良くできるプログラマだと言いたいのではなく、
また技術を知らない営業はクソ!と憤りたいのでもなく、
よく分からないもの同士が集まってよく分からない判断をしている状況が、
なんだかモヤモヤするのです。
アメリカだとホワイトボードテストという、
面接官から提示される課題のアルゴリズムを提示する試験が一般的だそうですが、
それが良いのかもよく分からない。
技術力を測るための質問を考えるのもそれなりに難しい。
そうなると結局、誰が見ても空気的に納得しやすい数字、
つまり経験年数が大きな決定要素になるのはやむなしと思うのです。
プログラマ向けフリーランス仲介某大手企業の営業さんも、
1つの言語だけを長い期間やっているような人は、
案件が決まりやすいと仰っていました。
実際には短い期間ながら複数の言語を使ってきた人の方が、
特定の言語についても技術力が高い可能性は十分ありますが、
測る側は能力の測り方を知らず、示す側も能力の示し方を知らないということでしょう。
そのため経験年数という最も分かりやすい数字を中心に、
エンジニアの能力が評価されることが多いのです。
経験は大事ですから短いよりは長い方が良さそうではありますが、
その人の優秀さとはあんまり関係ないですよね。

TOPSICという、TOEICのプログラム版があるらしい

 
プログラミングスキルの数値化問題でもやもやしているとき、
こんな記事を発見しました。
TOPSICという、プログラミングスキル判定サービスが企業で採用され始めているそうです。
TOPSICは株式会社システムインテグレータ(東証一部上場 本社:埼玉)のサービスです。
以下引用
◆TOPSICについて
当社は、IT業界の発展のためにはプログラミングスキルの見える化が必要と考えて1月10日に「TOPSIC」をリリースしました。
「TOPSIC」は、初級から上級まで幅広いエンジニアのプログラミングスキルを判定します。単なるコーディング力だけではなく、アルゴリズムを組み立てる力や、効果的なプログラミングを行う能力をオンライン・リアルタイムに判定するクラウドサービスです。
「TOPSIC」は、英語力の検定試験であるTOEIC®のように、プログラミングスキルを客観的に測定することができます。TOPSICは多言語化対応しており、インターナショナルなクラウドサービスとして国内外にご提供いたします。
(サービスURL:https://products.sint.co.jp/topsic )
何やらAI関連のサービスも複数展開していて、すごそうな会社ですね。
就職活動のド定番であるSPI試験も一企業(リクルート)が行っている試験です。
このTOSIC(読み方はトップシックらしい)がSPIのように圧倒的なシェアを取り、
プログラマなら誰でも受けるような位置を獲得するかはわかりませんが、
こういった技術の数値化サービスは今後それなりに需要があるのではないでしょうか。
 TOPSIC公式サイト:https://products.sint.co.jp/topsic

paiza転職はプログラムテストの結果で転職

paiza転職は、Webで受けられるプログラミングのテストの結果を使って、
転職活動を行うサービスです。
私は使ったことないですが、これは中々有意義でいいサービスだなと思います。
限られた時間の面接では測ることも示すこともできないプログラミング技術を、
双方がどの程度か認識したうえで面接が行えるので、
思いの行き違いを減らして幸せな転職が増えるのではないでしょうか。
余談ですが、paizaさんの開発ブログには、
ITエンジニアのキャリアについてや、就職、転職一般についての記事も多く、
読み物として面白いです。

プログラミング技術の見える化(数値化)は進む

プログラミング技術の見える化(数値化)は、色々な形で進んでいくでしょう。
もちろん「こんなテストでは俺の技術力は測れない!」と文句が出たり、
あるいは技術の勉強よりもテスト対策に時間がとられるといった本末転倒な状況も、
多少は出てくるのでしょう。
そうだとしても、プログラミングスキルを測る側も提示する側も、
TOPSICpaiza転職のように能力を測定して客観的に示せるサービスは意義が大きく、
今後ますます発展してほしいと思います。
プログラム技術のテストによる数値化が、
技術力の確認のベストな手段かどうかはわかりませんが、
1つの良い方法として認められていくだろうと予測します。

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